恋人と別れるかもしれません
本当にあった怖い話や、奇跡体験アンビリーバボーなんてものが、世間では人気のテレビ番組の一つである。
勿論オレも大好きだ。こういう非日常的な番組は何より面白いし、興味深い。
そんな奇跡体験アンビリーバボーの中で、たけしはこんなことを言う。
あなたの身に起こるのは、明日かもしれません...
そんな出来事は、オレの人生には結構起きている🤥
しかし、そんな奴らと比べると最もしょぼい... それでありながら、最もショッキングな体験をここ1ヶ月ほど味わっている❗️😋
本当に恐ろしい内容なので、覚悟がある人のみ読み進めてほしい。この記事を読んで怖くて眠れなくなったというクレームをもらっても、オレは一切対応しないからな。👻💀
https://m.youtube.com/watch?v=JCCqBU7XZ1E
さて、ここまで読んできて、己の身にも起こりうる深淵を除く覚悟のあるものだけ、ぜひこの動画の音楽をbgm♬に、オレの恐怖を追体験してほしい。
・無限魔剤編‼️
オレと言ったら魔剤。魔剤と言ったらオレ。
そう言っても過言ではないくらいオレは魔剤を愛している。
魔剤がない人生など考えられない。
魔剤こそがオレに取っての1日の始まりを告げる時計であり、
世界標準時だ。
オレ様が世界だ。
魔剤こそが、オレにとってのグリニッジ天文台なのだ。⏰
そんな魔剤はもはや嗜好品の域を超え、生活必需品と化している。
ご存知の通り、毎日のように魔剤を飲んでいるオレは、魔剤戦記という小説を書いたり、魔剤詩篇集というbotを作ったりするくらいのヘビーモンスターアスリートだ。
↑
魔剤をテーマにした珠玉の詩文が満載。
ぜひフォローしよう。
しかし、両者の蜜月🏩にヒビを入れるような、文字に起こすのも並々ならない出来事が最近起こっている。
きっかけは1ヶ月ほど前にまで遡る。⏰
その日、オレはいつものように魔剤を飲んでいた。全く変わりのない、いつも通りの習慣だ。ルーティーンだ。習慣と化した剤飲行為。
もはやそこに意味などないし、考えもしていない。
こうして、オレの全身はしゃきっとパワーにみなぎり、さわやかな始まりを告げるのである。
こいつとの付き合いは、中学2年生の時にまで遡る。購買であの魅惑的なフレーズとクールなデザインに惹かれて以降、今日に至るまでほとんどの中断もなく魔剤を飲み続けた。
たまに、毎日エナジードリンク生活をしてみた‼️などというレポをする輩がいるが、オレはそんな奴らとは比較にすらならない。何せ7年間ほど毎日欠かさず魔剤を飲んできているのだ。
飲んだ魔剤の数が違う、格が違う。
きっとこれまでに飲んできた魔剤の量を合計すれば、25mのプールなど余裕で満たされてしまうのではなかろうか。
後悔することなどはない... はずだった。
しかし、ある時開き始めてしまった地獄の蓋から漏れ出した、悪夢の片鱗が姿を見せ始めたのだ。
この頃のオレは、もはや当初のように一日一本では飽き足らず、一日二本を超え、昔は禁忌とさえ考えていた一日三本を平気で飲み干す領域にまで足を踏み入れていた。
代償を刈り取る生命の取立て人の足音など、気づくこともなく呑気に...💀
こうして、愚鈍なオレは、軀を賭けた蒙昧なるゲエムへの参加券を手にしていた。
・無限無気力編
ある朝、目が覚めると自分が巨大な虫になっていた... というのは、有名な小説のあらすじだ。
そんな荒唐無稽の設定... と思うかもしれないが。数日後の朝、起きたらオレは虫になっていた。🐜
虚無の虫、虚虫に。
何をする気も起きず、頭が痛い。意識は朦朧としている。昆虫のように夢もなければ希望もない。無駄という無駄を徹底的に削ぎ落とした、感情の欠落した小型機械。
これだけなら問題はない。どうせ寝不足だろう。
寝れば治る。🛏
しかし、ここで希望は砕ける‼️
前日は8時間ほど寝たにもかかわらず未だ眠気が襲い来るのだ‼️
瞼は重く堕ち、あくびは止まることを知らない。
やかましい。睡魔というノイズがオレの思考を遮断する。
オレの体がオレのものではないような、まるで入院明けの数日のような身体の違和感である。
そして何よりも恐ろしいのが、異常なまでの気分の落ち込みだ。
オレは自分の元気さと健康には自信があったのだが、この日はどうもダメだった。
何をやっても心が湧き立たず、やるべきことに対しても全く進捗を生み出すことができない。
昔よく食べたお菓子に、カービィの混ぜると味が変化するガムというものがあり、その中には一緒に食べると味を無くさせてしまうという灰色のガムが入っていた。まさに心がその灰色のガムになっているかの感覚に襲われた。
↑
カービィのガム🍭
食ったことのあるやつはオレと気が合いそうだぜ。
今でもファミレスのレジ付近によく売っている。
いつもは、
よしやるぞ‼️
となにらかのモチベーションに突き動かされているオレだが、今日に限っては代わりにため息のみが出た。😮💨
スマブラも、シャドウバースも、勿論書きかけの小説を書く気も起きないし、このブログだって気怠げにしたためている。
とにかく、一度眠ってみようと試みるのだが、全く寝付くことができない😢
意識ははっきりとしているのに、いざ起きようとすると全く体が動かない。
なので仕方がなく惰性で横に転がっていると、頭の中には、
オレは何をやっているんだ。
何をやっても無駄ではないのか。
というような、普段ではまるで考えないような憂鬱な思考がとめどなく次から次へと湧き出てくるのだ。
このテンションをどうにかした伝えるべく、いつもはチョモランマな絵文字を、ここの項では、
スクナメで表示している。
止まることを知らないその思考に打ちのめされ、その思考が湧いてくるのをシャットアウトしようとしたが、無駄だった。
空気や霧を遮断することが困難であるように、どこからともなくその最悪な思考は湧いてくる。
ついにこの状態に耐えかねて、外に出ることにした。
外に出るというのはオレに取っては特別なことでもなく、毎日行っている。
昔から家でじっとしているのが耐えられない性分であり、暇な時は毎日一日の大半を外出や散歩に当てて過ごしている。
家にいるとどうも気が参るからダメだ。
そう思って外出しているうちに、気分はいつもの晴れやかなものへと戻っていった。
まぁ一日の半分くらい、こうして憂鬱な気分になる時だってあるだろう。
そう思って、すっかり回復したオレはこのことなどほとんど忘れてしまっていた。
しかし、この時以来、このような無気力に襲われる機会が非常に増えた。
そしてつい先日も無気力に襲われ、気がついてしまった。
ひょっとして、魔剤の反動を喰らっている❓
と。
まさに、攻撃されている‼️
と言った感覚である。
オレは7月から、肉体労働のバイトを始めた。かなりの量の汗をかく体力勝負のバイトであり、オレは気合を入れるため、いつもの3本の魔剤に加えて、出勤前にも魔剤を飲んでいた。
なんとその数1日4本である。🤮🤮
🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮
一面のウップスくん。
こうなるともう、体調を崩さない方が無理だという話である。
時折オレに対して、鬼の首を取ったかのように、魔剤の過剰摂取により死んだ人の記事を見せてくる人がいる。👹
オレはそいつらを自制の効かぬバカにして笑っていたが、実は彼らと今のオレの摂取量はそこまで変わらず、もうオレはくるところまで来てしまったのかもしれないと戦慄した。
そこで、一つの仮説を試すために、魔剤を飲んでみた。🔍
この無気力感は、魔剤が切れているが故に起こるのではないか❓ と。
その瞬間、なんということだろうか‼️
血管という血管を生気が駆け巡り、倦怠という泥は瞬く間に攫われた🫀
あんなに重たかった瞼はぱっちりと開き、憂鬱な気分は和らいだ。👁‼️👌
オレの体を、母なるカフェインが包み込み、侵食するのを感じる。🌍
この代わりようがどれほど劇的だったかを表現するには、魔法少女の変身バンクという言葉がふさわしいだろう。✨
腕、脚、頭、体。、さながら変身するかの如き劇的な転身だった‼️
この時、オレは知りたくなかった真実に、手を伸ばしてしまった。
もしこれがどこか他人の出来事で、オレが聖書の神様だったとしたら、この真理に手を伸ばした時点でソイツを楽園から追放していたレベルだ。💇♀️
そう、数日前の不調、あれは魔剤の欠如ゆえに起こり、魔剤を飲むことはあまりにも日常のルーティーンに同化していたが故に‼️勝手に不調は治ったと錯覚していたが‼️あれは散歩ではなく、散歩がてら飲んだ剤によって治っていたのだと‼️‼️🌳
この衝撃たるや凄まじい。人生の相棒とも思っていた魔剤が、実は体内で悪さをしていたとは❗️
依存させるという狡いやり方で、オレを虜囚していたとは❗️
ずっと味方だと思っていた仲間キャラが、終盤になって裏切ったかのような悲しさ、そして切なさ、憤慨である。
この無気力の犯人が魔剤だったとは。
もしこれが真実なら、あまりの衝撃にこの世の全ての推理小説はチープなものになるだろう。
いや、散々言われていたではないか。魔剤は体に悪い。と。
一度や二度ではない。
かつて英会話の授業のスピーチで、
魔剤を1日に二本飲んでいることをたからかに宣告した時。
いつもテンションが高い英会話の教師にマジトーンで
それはやめた方がいい。
と言ったことも。
今となっては懐かしい記憶である。
それでも信じていたのだ。こいつが体に悪いわけがない。オレはこのデメリットすら打ち消せる健康体であると。
根拠のない批判ならぬ、根拠のない自信に満ち溢れていたのだ。
森から人里に降りてきた異形を
やめて‼️この子は悪い子じゃないの‼️🐻
と庇う少女の如く、オレはひたすらカフェインとバカみてぇな砂糖の害悪性を擁護しながら、ガブガブと摂取していたのだ❗️
今更奴が牙を剥いたところで、
もう、遅い────💥
かつてはオレが主人であり、カフェインというのはオレによってコントロールされる従順なチワワであった。
だが今や、カフェインがオレの手綱を握っており、主従関係は完全に逆転した。🐶
沈黙のうちに。
かつてのチワワは、最早獰猛なケルベロスと成り果てたのだ。
最早オレは、カフェインに翻弄されたスレイヴだ。
カフェインというご主人様に、すっかり
†オペラント条件付け†をされてしまい、
カフェインが枯渇すると、
クゥーン、クゥーンとせつなく泣いて追加の魔剤を懇願することしか許されない。
なんて惨めなのだろうか‼️
こんな現状が許されていいだろうか。
いや、よくない‼️‼️
この絶え間ない虚無にすら、抗って見せよう。
オレは幾度となく、†戦†を乗り越えてきた。⚔
幸にしてこの無気力状態の中でも、この陋習を断ち切るという決意はかろうじて残っていた。
そう、パンドラの箱のように‼️
夥しい疲労と、ブロックされたアデノシンの中に、残されていたのは生活習慣改善の希望。
それに、オレの下腹部を見よ‼️
毎日運動しているにもかかわらず、償い切れないほどの罪が脂肪となりて、蓄積している。
ちなみにだが、オレは週に4日ほど、5〜6kmをランニングしているし、毎日2万歩ほどは外を歩いている。
それにこれはただの自慢だが、
昔はリレーの選手でもあったのだ。
↑
自慢したいからデカくしたぜ。
これだけは覚えて帰ってくれよな‼️
それにバイトはかなりの肉体労働で、毎回凄まじい量の汗をかく。
それでも、魔剤の力の方が強いのだ‼️‼️
体力には自信のあったオレが、こうも簡単に魔剤に負けてゆく。
減っていく罪より、
重ねられる罪の方が多い❗️
それを、オレの腹は言葉無くして雄弁に語っている❗️
†怠惰†は布切れ一枚で隠されて、
恥ずかしげもなく街を闊歩する。
己の†GREEDY†を見せつけるように揺らしながら。
本当に醜く、今すぐ下品なデヴラ屋さんで精肉されても文句は言えないレベルである🍖
剤という恋人と別れるのはとても辛い。
魔剤を飲みすぎて効き目が実感できなくなって来る頃に行う、1週間程度の毒抜きの効果は誰もが認めるところである。
ならそれを、まずは騙されたと思って1ヶ月やってみよう。
別の犯人説
散々魔剤がさも悪役であり、真犯人であるかのように書いてきたが、ここにきて別の犯人の説が浮上してきた。
やはり、事実は小説よりも奇なり📕である。
ソイツの名前はストラテラくんである💊
↑
真っ青なカプセルがとってもクール‼️
慎重派のしっかり者で、いつも猪突猛進のコンサータくんとはケンカしているんだって❗️
かわいいね❗️💕
ストラテラとは、かの有名なコンサータ、そしてインチュニブくんという少しマイナーなやつに混じって、3大有名アドハド薬である。🥴🤗
この三つは、
シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーみたいなもんである。
ちなみにだが、だいたいみんな知っているだろうがオレはADHDである。
脳内でのイメージは、
はわわ系のドジっ子魔法少女で頼む。(魔法少女・アドハド卍も夜露死苦‼️)
信長が本能寺で死んだとか、日本の首都は東京だとか、それと同じくらいの常識だぜ❓
真っ青なカプセルに包まれたコイツには、多動や衝動、騒がしすぎる思考を抑える働きがある。😑😑
ただその効果により、頭の中があまりにシーンとしてしまうことがある。😐
まさにこの色の通り、頭の中をもブルーにしてしまうのだ。🟦
クール系通り越して無気力系である。
今のオレは、やれやれ系主人公が真っ青になる程、感情が卍死んで卍いる。
ついてこれるか❓この領域に。
話を戻そう、効果としてはとにかく感情が平坦になる感じだ。
いい感情も、負の感情も穏やかになる。
例えるのならば吉良吉影のこんな格言みたいな感じになる。
ネットでストラテラのことを調べてみると、
ストラテラのせいで感情が死んだ。
ストラテラ 無気力
などが大量にヒットする‼️🔍
ひょっとしたら、コイツのせいでもあるのかもしれない🧐
そう思って、ストラテラくんの服用も少しやめてみることにした。
どうやら、このストラテラを飲んだ後の静かな脳内こそ、健常の人の脳みその世界らしい🏘
健常の世界、つまらなすぎだろ‼️
ならば、
そんなつまらぬ世界など要らぬ‼️
そうするとまた多動やドジが増えて怒られる機会が増えるだろうが、仕方がない‼️
ドジで多動で衝動的。だが常にやかましく賑やかで楽しい脳内。それが本当のオレなのだ❗️
結論
長年付き添ってきた二人の恋人。
魔剤とストラテラ。
彼女らと1ヶ月お別れします‼️🎉